6 忘却記憶

6-4

 ラジオが夜を告げると同時にライブラの人たちが帰ってきた。流石に時間が時間だったからかKKさんは直接家に帰ったらしくここに帰っては来なかった。帰ってきた人たちの中にはライブラでやるべきことを終えてから事務所をあとにする人もいた。私はスティー…

6-3

 その後、寝起きのことがなかったかのように平然と朝食を食べて何事もなかったかのようにライブラへと向かった。何事もなく、あいも変わらずの混乱模様。触手と銃撃に巻き込まれないように器用に立ち振舞ながらライブラが入っているビルへと無事到着した。手…

6-2

 朝を告げるアラームが鳴り響く。冷たい床の感触はなく、とてもふかふかの布団がそこにはあった。 横を向くとそこにはスティーブンさんが仕事をするときと同じような顔をして立っている。口元だけは笑っているが目元は違う。思い当たるフシは――きっと昨夜…

6-1

 ノートは夜を告げた。 ツクヨミは穢れを厭い、もてなしたものをころした。 ニュクスは災難の母となった。 ヨワリ・エエカトル――テスカトリポカは、生贄を求めた。 一年分の幸福は得られましたか? たくさんいい思い出は作れましたか? じゃあ、その…